音楽の森&音楽の森ミュージックスクール

千葉県佐倉市のピアノ教室。チェロ・クラリネットクラス新設。音楽の森「0歳児からのクラシックコンサート」等の活動、音楽の事から日常の話など。

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スサナ・バカ (Susana Baca)

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スサナ・バカさん。
私がとても好きな歌手で、いつもよく聴いています。


昨年の今頃、秋田の角館へ旅行へ行ったときの事でした。

夜、部屋のベットで横になりながらテレビを
見ていると、ある黒人の歌手の番組が始まるところ
でした。
番組冒頭に流れていた歌声に惹かれて、見始めたのですが、
それがこんなに素晴らしい番組だったとは。
その歌手がスサナ・バカさんでした。

susana20baca2011.jpg


スサナは、グラミー賞を取った唯一のペルー歌手。
黒人奴隷の子孫としてのアイデンティティを選び取ったスサナは、
ペルーでのアフロ系音楽の草分けで歴史から抹殺されてきた
黒人奴隷の詩や音楽を復活させた人です。



「アンデスに響く黒人音楽 南米大陸・ルーツを探す旅」
という番組でした。
2004年のATP賞受賞作品。



内容は、ペルー人の歌手のスサナさんが
「自分の音楽のルーツ、人間の魂のルーツはどこから来たのか?」
をテーマに、ボリビアやチリを訪れる
ドキュメンタリー番組です。

まず旅は、港奴隷船が漂着した港から始まります。
アフリカからの長い船旅を終えた奴隷たちは、そこから22キロもある
細くて暗い地下道を歩かされたのち、また地下室に監禁されます。
そして、オークションにかけられて、ある者は荘園へ、
ある者はポトシ銀山へ運ばれていきました。

その後、場所はポトシ銀山へ移ります。
ポトシ銀山では、さらに過酷な状況が奴隷達を待っていました。
暑く、暗く、狭い穴の中でも労働で、1ヶ月以上も監禁され
地上にでることも許されず、多くの奴隷たちが命を落としていきました。

ポトシ銀山には、その奴隷達が埋められた場所があります。
何にもないその荒れた山の上で、スサナは奴隷たちの魂を感じるの
でしょう。
そこで歌ったスサナの鎮魂の歌は、歌というより、「魂のうめき」
のように感じました。
その声が、一年たった今でも忘れられません。


まだまだ、番組は続き、ポトシで強制労働させらせた
黒人の子孫が住む村を訪ね、ラ・サヤという
リズムとダンスの音楽で踊ったり、
銀を運んだ先の街を訪ねたりして、最後はスサナのライヴで
終わりました。

本当に、素晴らしい番組でした。
この番組、また再放送して欲しいです!



ママ






スサナさんのの最近のCDです。

特に2枚目のCDである、
ペルー伝説的歌手チャブーカ・グランダへの歌が
私は好きです。
最後の曲の「Un rio de vino」は、
まるで、日本の民謡のよう。
そして、また、ギターも素晴らしいです。

ぜひ、皆さんにも聴いてみてほしいと思います。
そして、魂を感じてみてください。






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